このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成23年5月12日(木)第552回
開催場所
熊本放送6階 第4会義室
出席委員
古荘委員長他委員6名と浅山社長他会社側9名が出席
議   題
『東日本大震災関連の報道について 』


 

『東日本大震災関連の報道について』
前回の審議会に引き続き、東日本大震災関連の報道全般について広く意見を聞くものとした。 

委員の発言

◎色んな局の報道を見ている中で、どうしても局のカラーというのが見えない。

◎安否情報を長々と口頭で紹介しているところがあったが、当初から同じ情報をネットに載せてくれればいいのにと思った。

◎被災されている人にとってはどのメディアが頼りになるかわからない。 事前にラジオ、テレビ、ネットの各メディアで非常事態が起きたら、どのような体制で情報を出すのか平時から示しておくといいと思う。

◎WOWOWでは海外ドラマの合間に俳優やアーティストからのメッセージを “エンターテイメントに出来ること”というコピーとともに紹介していた。やはりRKKに出来ること、TBSに出来ることをもっと考えても良かったのかなと感じた。

緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)についての情報が公開されていないという事を、公開されていない段階でアメリカの情報で聞いた。知る限りではTBS等日本のメディアでは公開されていないが、 なぜだという報道はなかった。馴れ合いから、政府などを強く追及する厳しさが足りなかったのではないか。

◎特に今必要でもない情報を無理に拾って何となく時間枠を凌いでいるというような感じの番組もあった。安易だと思った。以前にも何かの大事件や大事故の報道の際にもあったようなに記憶している

◎報道機関、メディアが早い段階から以前に起こった阪神大震災や新潟中越地震等々から得た民間レベルからの教訓をもっと積極的に伝えて、事態打開の具体案を示すべきだった

信頼関係が最低限ないと、そこからの情報を正しく聞かないということを外国との関係の中で強く感じた。

九州のエネルギー政策はどうなっているのか報道してほしい。

会社の発言


○学校に行けなくてつまらないとか友達に会えないとか実際に泣き言っていた子供たちも、マイクを向けるとみんな楽しく遊んでいると言う。子供たちですらそうやって 元気なところをテレビに向かって見せなければいけないと思って話をする。そうすると元気になったかのようなニュースが流れる。本当のことはやはり行かないと見えない。ボランティアであれ何であれ、一度現地を見るのは凄くいい事ではないかと感じた。

○九州のエネルギー政策に関しては、まさに来週から特集で取り組むことにしている。


<番組審議会事務局>

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