このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成26年3月6日(木)第580回
開催場所
熊本放送 会議室
出席委員
谷口委員長他委員8名と浅山社長他会社側9名が出席
議   題

テレビ番組 『 RKK開局60周年記念特別番組
   ありがとう、これまでも・これからも 〜くまもと風景 今昔 4回行楽・レジャー編』



テレビ番組について 

『 RKK開局60周年記念特別番組 ありがとう、これまでも・これからも
  〜くまもと風景 今昔 4回行楽・レジャー編』
放送 1月27日 午後7時00分〜午後7時55分まで。
この番組は、RKK開局60周年記念の特別番組で懐かしい風景を紹介する「くまもと風景 今昔」のシリーズ4回目。今回は行楽、レジャーにスポットを当てている。

委員の発言

◎子ども達の笑顔溢れる映像を沢山みることが出来て心が和んだ。モノクロ、カラー問わず昭和を感じさせる映像のオンパレードだった。子どもや孫の世代に何を残せば良いのか、ヒントが得られる番組だったと思う。

◎レジャー産業の栄枯盛衰を垣間見る思いがした。

◎街中の様子を映像で見ただけで、その頃の記憶や思い出が浮かんでくるのがとても不思議だった。人間の記憶というのは、ほんのちょっとした きっかけがあれば出てくるのだと感じた。

◎その時代を知っている世代にとっては懐かしさを、知らない世代にとっては自分の知らない熊本に対して興味を感じることが出来る構成になっていた。

◎水害の様子や昔ながらの町並みと生活を思い直す場面が多々あった。それら思い出に浸るばかりではなく、水道や電気が引かれた時の様子を通して"貧しくても子ども達の笑顔がそこにあった"というメッセージ性の高い場面もありとても良かった。

◎当時の服装や町並み、人々の表情全てから時代を感じると共に、皆の幸せそうな息づかいが伝わって来た

◎ただ懐かしいということではなく、この何十年の中で得たもの、失ったものは何なのかを考えさせる意図が制作者側にあるのではないかと思った

◎いつ頃の映像なのか、字幕で随時出されていれば良かった

◎熊本放送でしかできない熊本の60年間の歴史を表現できる貴重な映像だった。是非これからも100年、200年積み重ねていかれることを期待したい

会社の発言

○多くのスタッフの協力を得て膨大なデータの中から映像を探し出した。自分自身が実体験の無い時代を描くので、ストーリーや情報を得るために資料や文献探しに最も時間を費やした。

○今回は映像以外の情報となる字幕を少なめにして、画面にじっくり見入って いただくという意図があった。映像を通して、見ている皆さんがそれぞれ自分の子どもの時代の思い出を頭の中で描き、懐かしく感じていただきたいという思いがあった。

ナレーション、BGMを出来るだけ少なくしているが、そもそも1960年代までは取材した素材に音が入っておらず、1970年代の後半から音が入り始めたので、今回紹介した時代はほとんど音がなかったのが現状

<番組審議会事務局>

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