このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成27年7月2日(木)第594回
開催場所
熊本放送 会議室
出席委員
小野委員長他委員6名と秋岡社長他会社側8名が出席
議   題

テレビ番組 『全力!熊本県高校総体』



テレビ番組について 

全力!熊本県高校総体
放送:平成27年6月3日(水) 午後8時00分〜8時54分
この番組は、レギュラーのニュース枠で熊本県高校総体全33競技の結果を報道する事とともに企画された番組で、時系列での結果報告を行うダイジェスト部分と、家族の関わりや選手の思いを交えたエピソード部分とから構成されている 。

委員の発言

◎高校生がどのようにスポーツ活動をしているかが分かり、全般的にいい番組だ。

◎頑張る高校生にスポットを当て、若々しくてすがすがしく、女性、母親という立場の者にとってたまらない番組だった。

◎色々なドラマが背景にあって、目標に向かって頑張っている高校生の姿が素敵に映されていた。

◎50分の番組で33の競技、作り様によっては不親切なものになりがちだが、よく拾ったという感じ。

◎コメントのテロップの色分けは感情を表す情報としても有効。内容によってナレーターを変えたところも良かった。

◎日頃接しない競技が紹介され、新鮮な発見があった。短い時間ながら生徒の表情がよく伝わってきた。

◎喜びの声や抱負など沢山の声が拾ってあり、総集編にふさわしい内容だ。高校生がしっかりしている、頼もしいという印象を持ちながら番組を観た。

◎番組と流れる歌がマッチしており、青少年を応援している姿勢が前面に出ていて、ひたむきな努力を応援しているというメッセージ性も感じた。

◎関係者に対して全部出すという観点からか、細切れになった感じもあったが、記録の番組としてはいいものであった。

◎画面の下に競技の優勝者がテロップで出てくるが、出来れば画面と下の部分に共通性が欲しい。

◎テロップはあったが、文字情報も場合によっては制限しないと何処を見ていいか戸惑う。

◎毎日の記録を短信のように出した部分は、非関係者や非参加者の場合は面白くないと感じたのでは。短いため感動があまり伝わって来なくて残念だ。

◎ボクシングでは、親からの立場で見た子供の一生懸命さ、父親と息子の絆を感じた。お父さんが涙ぐまれていたところは、親の気持ちが視聴者に伝わったのでは。

◎選手宣誓では、強気な選手が一生懸命、言葉を丁寧に拾い上げて作っているところが面白かった。自分たちで言葉を作り上げていることを初めて知った。

◎ボクシングの部分はやや長かった。女子卓球部は感動的な面がやや足りないと感じた。

◎高森高校の陸上部について、悔しいという思いがうまく伝わっていてよかった。

◎高森高校の最後のナレーションには物語を仕立て上げたような違和感があり、火山灰に対する高校生のコメントを取材して付けるべきだったのでは。その点、慶誠高校の内容はオーソドックスではあるけれどもきちんと取材してあり、ストレートに感動が伝わった。

◎第何回目とか何校が参加したとか、何種目の競技があったのかとか、もう少し総体の全体が分かるような追加の説明、基本情報があってもよかったのでは。

◎感動している時に何回も同じCMが流れていた。仕方のないことかもしれないが方法はあるのでは。

会社の発言

○スポットが当たらない競技、それに伴って選手もいるという状況の中で、出来る限り多くの競技、選手にスポットを当てようという考えの下にスタートした番組である。

○この特別番組とあわせて、毎日のニュースの中で高校総体の結果として放送しているが、インタビューを受けたけれども放送されてなかったという事のないよう、取材・編集を行い、放送に至っている。

○33の競技をすべて映像化するが、映像化できない種目に対して全く触れないのは心苦しく、L字情報で結果だけでも伝えしようという考えで番組を作っている。

<番組審議会事務局>

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