このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成30年12月5日(水)第627回
開催場所
熊本ホテルキャッスル
出席委員
原田委員長他委員5名と上野社長他会社側8名が出席
議   題
テレビ番組「世界一の九州が始まる ガラスの業師〜頂点目指す町工場〜」


テレビ番組について 

「世界一の九州が始まる ガラスの業師〜頂点目指す町工場〜」
放送 : 11月18日(日)10時15分〜10時30
小さな町工場からスタートし数々の「世界で唯一」の大型産業用ガラス製品を生み出してきた荒尾市の企業のガラス加工現場に密着し、奮闘する社員の姿を描いた番組。

委員の発言

◎一般の人にはなかなか分かりづらいガラス製品作りの世界を分かりやすい表現で、色々な工夫をされていて、子どもからお年寄りまで家族全員で見たいと思わせる番組だった

◎世界レベルの技術力を持った素晴らしい企業が県内にあるということに驚いた。熊本から世界一を目指している企業を見て、誇らしい気持ちにもなった

◎創業者の想いが今でも綿々と引き継がれていて、来た仕事は断らないという信念。そして社長の口癖『選択肢は3つある。やるか、やるか、やるか』など、非常に興味が持てた

◎仕事内容や組織の形態は異なるが、他社においても非常に参考になったなと思う

◎町工場という表現があったが、何百人という従業員がいて、他の国にも拠点を持っている。それが町工場と言えるのか、疑問を抱いた

◎とても大切に作られた、作られた方の心意気、勢い、興味がとても感じられる、素晴らしくまとまった番組だった

◎勢いが伝わってくるような清々しい、力のあるドキュメンタリーだった

◎日本のお父さんが頑張っているというところを見ることができ、日本に対する愛を盛り立ててもらえたような気がして、とても好感が持てる番組だった

◎技術者が物作りをする光景が幸せそうで、スマイルが良く出ていた。その中に、日本の物作りのプライドが込められているのだろうと思い、日本の未来がまだまだ明るいのかなという、とても良い兆しが見えた気がした

◎番組冒頭のCMが商品のPRではなくて、地域を元気にするというような印象を受けるCMであり、非常に新鮮だった

◎冒頭のドイツ見本市のシーンが非常に期待を持たせる導入部で、いつもの番組とは一味違った展開というのを期待させられた

◎まさにテレビの映像の世界で、この会社の特徴やオンリーワンの世界を余すことなく伝えていた。世界一の大きさのフラスコ、管を螺旋状に加工したガラス製品などの映像が実に新鮮でユニークだった

◎企業秘密的な部分もあって苦労しただろうが、工場内部の取材が本当に興味尽きなかった。高温のバーナーを使いながら、口で管に空気を送り込むなど、まさに職人技、プロフェッショナルそのものだなと思った

◎3人でスタートとして、何人の社員を擁するまでに成長したのか、その発展ぶりのデータも知りたかった

◎若い年代の社員が活き活きと働いていたが、彼らがどのような経歴をもって入社に至ったのか、入社の動機、何年ほどかけて一人前になるのかという、ヒューマンストーリーも若干絡めて欲しかった

◎若者たちがどうやってこの会社を知って、入社されたのかというようなところにも、非常に興味が沸いた

◎技術の継承というものを、どのようにやっているのかも知りたかった

◎世界第2位のシェアという言葉が出てきたが、単純に1位はどこの会社なのかが気になった

◎若い社員たちの、非常に自信があり明るく前向きなコメントや姿に、感動を覚えた


会社の発言



○伝えたかったことは、「熊本に世界シェア1位を狙えるような企業があるということ」「その現場は迫力があり、職人の世界ということ」「理系の会社だが、理念は体育会系ということ」の3点

○ドイツ見本市の映像は、会社の人にカメラを預けて、撮ってきてもらった映像だった

○専門性の高い取材対象だったので、何度も原稿のやりとりを続け、より分かりやすい表現にするように努めた

○これまでの苦労話や若手育成の手段、女性社員の姿などのシーンを外したが、これらについてはやや反省点である


<番組審議会事務局>

審議会インデックス

e-mail