このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
令和2年11月4日(水) 第646回
開催場所
熊本放送 会議室
出席委員
新型コロナウイルス感染防止のため、書面審議により実施
議   題
ラジオ番組 「居酒屋英太郎」


ラジオ番組について 

「居酒屋英太郎」
放送:10月12日(月)20:00〜21:00
毎週月曜日の夜に、生放送で送る1時間番組。出演は、タレントの「英太郎」と「黒木よしひろ」と、週替わりで登場するアルバイト(アシスタント)1名。 居酒屋の大将「英太郎」と、常連客の「黒木よしひろ」が四方山話に花を咲かせ、ときには、一見さんも来店してのトーク番組。一杯やりながら毎週のトークテーマにあわせて、リスナーもメールでご来店します…。

委員の発言

◎3人のパーソナリティの軽妙な掛け合わせ語りと、リスナーの参加も交えた楽しいラジオ番組だった。笑いを誘う語りも各所にあり、聞いていると時間の経つのを忘れて、気が付くと番組が終わっていた

◎パーソナリティの語り口は標準語と熊本弁をうまく使いわけて、親しみのある話しぶりだった

◎ツッコミ役とボケ役が自由自在に入れ替わるところも、見事だった

◎自宅でゆっくりと寛ぎながら、あるいは一杯飲みながら聴くには1時間という時間の長さは丁度良い。一品料理の紹介やグラスの音などで居酒屋の雰囲気もよく出ていた

◎料理の紹介は、視覚なしの聴覚だけで伝えるのは非常に難しいと思うが、非常にうまく伝えてられており、また、声だけによる感情表現も大変うまく、顔の表情など雰囲気まで想像できるものだった

◎グラスに氷を入れる音など『居酒屋』の雰囲気の演出が巧みだった。また、番組のブログには、料理をおいしそうに食べている写真やレシピも掲載しており、『ラジオ&ウェブ』を効果的に展開していた

◎前半の3人のトークは、個人的にはあまり面白いとは言えなかった。話題やジョークが意味不明なものが多かった

◎どの年齢層のリスナーを対象としているのかよく分からなかった。内輪の話もあり、聴いていてストレスがあった

◎『私は○○へ行きたい』というテーマトークは、多方面にわたり、さらに広い視野でみたうえで、それぞれの地域に関する料理や食材や観光など多様な話題を提供していた点は、興味深く聞けた

◎熊本出身で東京在住のリスナーとの電話では、熊本への熱い思いが伝わるような話しに展開され、県内はもちろん他県在住の熊本ゆかりの人達に熊本の良さや故郷への思いを再認識させることになったのではないか

◎紹介されたリスナーもRadikoで聴いている県外の方が複数いて、インターネット時代を実感させられた

◎リスナーからのメッセージ紹介が、番組の最後に集中していた。少し番組の前半にも紹介の時間をとって、バランスがとった方か良かったのではないか

◎番組後半、終了までメールの紹介が続いたが、消化試合の様に感じられた。メール紹介を時間内に分散させた方が良いのではないか

◎全体を通して流れた曲は、1曲のみだった。選曲理由の紹介や、あと数曲、テーマに因んだ曲を流しても良かったのではないか

◎番組のサイト・ブログもあり、毎週きちんと更新されていて、とても好感が持てた

◎新型コロナウイルス感染拡大により、職場から早めに帰宅して宅飲みしながら聴いているリスナーも多いのではないか。ラジオの特性を生かしてリスナー一人ひとりが自分で想像を巡らして『居酒屋英太郎』を頭の中で創り出して楽しめる番組であり、ウィズコロナの時代を迎えて『居酒屋英太郎』の存在感が高まってきているのではと思う


会社の発言

○夜の番組ということもあり、日中の番組に比べてリスナーにもゆったりとした気分で、自由なトークをお楽しみいただこうというのが番組のコンセプト

○「本日に一品」コーナーは、音声のみのため、素材や料理によってはなかなか伝わりづらいこともあるが、今後も番組ブログなどでのフォローはもちろん、放送でも丁寧な伝え方ができるよう心掛ける

○今後もパーソナリティの個性や居酒屋という番組設定を生かしながら、リスナーとラジオならではの相互コミュニケーションがつくれる番組作りを目指す

<番組審議会事務局>

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